月が沈むのを待って撮りました。
デジカメと比較するため、今回はC-MOSにしました。
この夜はすごい露で観測室の床までびっしょりでした。
左下の光輪は原因がわかりません。車が通過したかなあ。
<データ>
2022.04.10 2時58分~
ZWO ASI294MC Pro(LPR-Nフィルター)
Gain=390
Exposure=4分×25枚(100分)
Temperature=-4.9度
ダークあり
GS200CC(レデューサーF7.2)1,462mm
NJP赤道儀(EZEUS2)
6㎝ガイド鏡(レデューサー fl:240mm)
共同観測所(霧島市)
<メモ>
・色をどう仕上げるか迷いました。Webで見るかぎり、真っ白に仕上げている例が主流のようで、青みを強くしているものもありました。
・真っ白もどうかと思いましたので、頭の中にあるフィルム時代の色(少し褐色?)を参考にしました。
・比較のため、今回はC-MOSで撮りました。惑星状星雲と違ってデジカメの方が淡いところを出しやすい気がしましたが、もう少し試してみる必要があります。
・この夜は疲れ気味だったので観望などはせず、撮影中は休憩室でうつらうつらするなど、のんびりしていました。
・ガイドが少し心配でしたが、PHD2のグラフを見る限り大丈夫でした。
・先日作った新しいフードです。
・バケツの一部で筒先を固定して銀シートを丸めただけです。
植毛紙が少ししかなかったので、内側にはフエルトを貼りました。
さらに、筒先に電熱線ヒーターを付けました。
ヒーターとフエルトで露を防止ないしは吸わせて主鏡を守ろうという考えです。
今回の酷い露でも大丈夫でしたので、新フード合格です。
・ガイドもこだわりだすときりがないのですが、ガイドC-MOS(ASI294MC)は1画素3.75μmでRMSエラー0.29PXとなっており、振れ幅もプラスマイナス1PXに収まっているようです。 → 修正:ASI224MCでした。
・さらにASI294MC Proは4.63μmで少し大きいので大丈夫なんでしょう。
・NJP+EZEUS2のおかげです。
・ガイドが安定していると本当にはかどり、ストレスがないですね。