星雲を撮影中に確認したら、7×50双眼鏡で軽々と見えたので、明け方に彗星に望遠鏡を向けました。
が、試写しているうちに次々と雲が押し寄せたので、構図も適当に決めて慌てて短時間露出で撮りました。
それでも雲の影響が相当あり、影響の少ないコマをコンポジットしました。
恒星が途切れているところが雲で使えなかったコマです。
残念な出来ですが、記念写真と言うことで。
あと30分早く撮り始めるべきでした。
<データ>
2023.01.22 04時44分(露出中央)
ZWO ASI294MC Pro(HEUIB-Ⅱフィルター)
Gain=390
Exposure=30S×18枚(9分)
Temperature=-10.0度
ダークあり
15.5cmF7屈折 直焦(レデューサーF5.2)
NJP赤道儀(EZEUS2)
6㎝ガイド鏡(レデューサー fl:240mm)
牧園共同観測所(霧島市)
<メモ>
・私はなかなか見つけられなかったのですが、星仲間は簡単に見つけました。
・わかってしまえば明るい彗星です。しかし、肉眼ではちょっと無理かな。
・双眼鏡でもダストの尾は確認できました。
・暗い星雲を長時間で狙っていたので、それが終わってからと考えていましたが、予報(Windy)を踏まえて判断すべきでした。
・コンポジットはステライメージで手作業をしました。DSSが彗星基準でスタックできるようなのでマスターしなければと思いますが、たまーにしか使わないのでなかなかです。