鹿児島の星空3

                  天体写真の記録用ブログ

レトロな新兵器

ここ1年ほど、眼視へと興味が移っています。この症状は定期的に来ます。これまでも何回となく観望期?が来ているので、症状に素直に従うことにしています。

今年に入って、観測所の30cm反射での星雲星団、二重星の観望、自宅の30cmSCTでの二重星観望などをしました。全く個人的な感覚ですが、眼視では25cmと30cmの差は大きく、30cmになると見ごたえがグッと増す気がします。

と言うことは、40cmになるとさらに迫力が増すのではと思い、GOTOドブを物色していたのですが、某望遠鏡屋さんで大型双眼鏡の出物があり、衝動買いしてしまいました。

25×150MT

写真を撮り忘れていて、ルーフを閉める途中で気が付いて慌てて撮りました。

 

個人的な事情ですが、右目と左目の度数が大きく違うため、これまで双眼鏡はあまり使っていなかったのですが、右目の白内障の手術をして、右目の視力が劇的に改善して、左右が揃ってきたので、双眼鏡でよく見えるようになりました。今まではメガネ使用でちょっと没入できなかったのですが、裸眼で覗いてピントがきっちり合い、視野周辺まで見渡せて気分がいいです。

3月の新月期に写真撮影に観測所に行った際に、明け方、夏の星座が昇ってきたので、1時間弱ですが南天を流してみました。

その時の個人的な感想を記録する意味で、メモします。全く主観的なものなので、自分用の記録です。

 

・像質は、よく見える(よく出来た)昔のアクロマートの見え味。子供の頃に見た五藤の15cmF15屈折を思い出すようなテイスト。フローライト、EDのキリキリとした、かっちりとした見え方とは明らかに違うが、十分シャープで目に優しいと言う感じ。

・昼間の風景では青の収差が見えてがっかり。

・よく見ると、夜も最周辺は収差を感じるが、真ん中を中心に見ているせいか、私は気にならない。

・特筆すべきは、球状星団のポップアップ感。立体と言うか、背景から浮き上がって見える。倍率が低いので、粒々が見えるものと、どちらかと言うと星雲状のものがあるが、いずれもよい。(立体視という言葉があるが、このことかはわからない。)

・散開星団もそうかと期待して、いろいろ見たが、これは浮き上がらない。ただ微光だが、やや大きな散開星団はグッと見ごたえが増す。口径のおかげか。

・あと、微光天体の検知能力が高い。有名天体を探して流していても、その途中で小さな星雲星団の存在にすぐ気が付く。

・正立で星図と比べやすく、強力なファインダーやプレートソルブ電子ファインダーはいらないかも。この辺りは、しばらく使い込んでみないとわからない。

・正立だと、写真とシンプルに比べられる。(H12付近で実感した。)

・接眼レンズが曇りやすく、対物側に加え、こちらにもヒーターを巻いた。Amazonでsvbonyが安かった。12V仕様を選んだので、発熱量も十分。

・狭い観測室内をゴロゴロと動かすため、ピラーの下部の三本足に大型キャスターを付けた。取付がM20ネジとなっていて、地元のホームセンターにはなくて、結局これもAmazonで購入した。

・双眼鏡本体が18.5kgあるので、架台に載せる時は、ちょっとコツがいる。若い時なら両手で高く差し上げるように力ずくで載せていたが、さすがに大人げないので、どう楽して載せるか色々試してみた。

・その結果、うまく言えないが、プロレス技のカナディアンバックブリーカーの態勢で双眼鏡を担ぎ、コーナーポストに相手の肩甲骨の真ん中を載せる要領で架台に載せると安全で楽との結論になった。

・あるいは、オクラホマスタンピードの態勢から相手を水平に起こし、コーナーポストにみぞおちを載せる要領で架台を載せてもいい。こちらの方が双眼鏡を抱きかかえる感じなのでより安全だが、水平に起こす際にバランスをうまくとるのが難しい感じがした。

・何を言っているのか、意味が分からないと思いますが、自分用のメモです。

・明け方45分間に見たさそり座、いて座辺りの有名天体は以下のとおり。

 <2026-03-19/20 4:30~5:15?>

  NGC6242、H12、NGC6268、NGC6231、M7、M6、M22、M28、M8、M20、M21、M17、M24、M16、NGC6625、M4

・明け方だったので、世の中にはこんなに人工衛星が飛んでいるのか!というくらい視野を横切る。特に、0~マイナス1等くらいのやや緑がかった衛星が視野に入ってきた時はびっくりした。

・金曜日の夜だったので、仕事から帰ってからバタバタと出かけたせいもあり、明け方にわずかな時間だったが、夢中で観望していたら疲れた。眼視は撮影よりも体力が必要です。(撮影なら休憩室に降りて、こたつでipadを時々眺めているだけなので、疲れないのですが。)

IC410(ぎょしゃ座)

そこそこ撮影には行っているが、画像処理までする暇がなくて、活動停滞中です。

もう少しで、いろいろ片付くのですが、それまで待てないので、30分仕上げのIC410中心部?です。

中央上部の右やや上がSimeiz129、その左やや下がSimeiz130で、私はなじみがありませんが、最近は「おたまじゃくし(Tadpole)」と言うようです。それ以外に暗黒帯も魅力的です。

全面、真っ赤で芸がありませんが、そのうち学習します。

Sh2-236(S129、S130)

<データ>

2026.01.16 23時15分~
ZWO ASI2600MC ProL-Ultimateフィルター
Gain=300
Exposure=300秒×24枚(120分)
Temperature=-10.0度

QUATTRO 300P 直焦(エクステンダーPH F5.6)
NJP赤道儀(OnStep+ASIAir)
6㎝ガイド鏡(レデューサー fl:240mm)

牧園共同観測所(霧島市


<メモ>

・金曜日の夜でしたが、相方からお誘いがあり、少し遅れていきました。

・ここ3、4回は同じ組み合わせで撮っているので準備、撮影はスムーズでした。

・天気は完璧で、風も弱く、気温もそう下がらず、快適でした。

・最初は夜露が降っていましたが、高気圧が通過中でどんどん乾燥してきて途中からはカラカラでした。

・最近、撮影計画を立てず観測所についてから考える体たらくなので、メジャーな対象になりました。

・やはり焦点距離が長い方が趣味に合います。もっと拡大してもいいかな。

・Simeizと言えば、昔々S147と言っていたSh2-240を最初知った時の驚きを思い出しました。またいろいろ調べてみなくては。

・前回から導入したCAAもすんなり機能しています。あとはAFの精度を検証する必要がありそうですが、まあ追々と言うことで。

NGC281(カシオペア座)

土曜日の夜、月没は遅く、夜半から曇り気味の予報でしたが、相方が赤道儀の調整をするとのことで、私も行きました。

前回、6月に行った時には、忘れ物をしてしまい、急遽、昔のシステムで動かしたらトラブル続きでひどい目にあったので、新システムのルーティンを再確認しようという気で出かけました。

最近、また人生の節目みたいなのが訪れて、忙しくなってしまい、画像処理どころではないので、撮影もライブスタックでお気楽モードでいくことにしました。

3カット撮りましたが、月が沈んでからは、NGC281を拡大して撮りました。ちょっとはみ出てしまい残念ですが、暗黒帯が魅力的です。

新燃岳の噴火が続いているので、降灰が心配ですが、風向き的には晴れた日は大丈夫です。桜島と違い、粒子の細かい灰なので、ルーフを開けている時に来たら相当困ります。

NGC281(パックマン

<データ>

2025.08.03 01時03分~
ZWO ASI2600MC ProL-Ultimateフィルター
Gain=300
Exposure=1分×115枚(115分)ライブスタック
Temperature=-10.0度

QUATTRO 300P 直焦(エクステンダーPH F5.6)
NJP赤道儀(OnStep+ASIAir)
6㎝ガイド鏡(レデューサー fl:240mm)

牧園共同観測所(霧島市


<メモ>

・予報が外れて夜半過ぎても晴れていましたが、風が吹いたり止んだりして、時折雲が出たので、空とガイド状況を見つつ、完全に曇った3時半まで時々中断しながらの撮影でした。

・今回はオートフォーカスに少し手間取りましたが、全体的にはスムーズでした。

・前回は電源をつないでもASI2600MC Proの電源ランプが点灯せず青くなりましたが、販売店によると、USBもつながないと通電しない仕様になっている(途中から変更された)とのことで、故障ではありませんでした。よかったー。

・流れ星も水がめ群でしょうか、よく流れていました。

・気温は24℃くらいまでしか下がりませんでしたが、快適でした。

・例によって鹿が観測所のすぐ横の林までやってきました。

・今回は、ダークすら撮らなかったので、バックがひどい状況ですが、15分くらいの画像処理で適当にやりました。

・身辺が落ち着いてきたら、腰を据えてやろうと思っているので、この夜はその前のポテンシャル確認です。

・やっぱり観測所での撮影は楽しい。相方の自動導入精度不良も解消して大満足の夜でした。

ロング・トムを見に行きました。

GW後に千葉に行く用事があり、また上京しました。

1日がかりと思っていた用件がラッキーなことにお昼には片付き、半日、日程が空いたので、野尻抱影氏の愛機で有名なロング・トム(4インチ屈折)を横浜まで見に行きました。

土地勘が全くないので、スマホ乗換案内に従い千葉から横浜まで乗換を4回して、2時間ほどかけて大佛次郎記念館にたどり着きました。

 

2階の奥の方に展示してありました。

全景です。焦点距離の表示がなかったので、F値がわかりませんが、想像していたよりは短く感じました。また、フードと天頂ミラー(プリズム)が付いていないのが不思議な気がしました。

 

フォーク型の経緯台部分です。エレベーター三脚のような不動点を上下させるための丸いハンドルがついていました。水平方向は微動があるようで、三脚の間にフレキシブルでないハンドルが下がっています。

 

高度調整は、両軸とも大きな蝶ネジが付いているので、フリーストップになっているようです。

 

ファインダーのスペックはわかりません。

 

格納箱ですが、真ん中の部品は何かわかりません。アイピースが5つ挿せるようになっていますが、現物は展示されていませんでした。

 

気の利いた年表が展示されていました。ただ、昭和3年のところには、ロング・トムを購入したとの記述はありませんでした。

 

1977年にご逝去ですから、私が天文ファンになり、初めて天文ガイドを購入したころです。そういえば、ご逝去の記事を読んだような気がします。今度、実家に帰った時に探してみようかな。

 

それにしても、100年近く前にこの望遠鏡で星を見ていたとは、なんとも贅沢で、幸せなことだったのだろうと思いながら、帰路につきました。

多摩六都科学館

ひと月ほど前になりますが、GW前半に上京の機会がありました。予定していた用件がドタキャンされ、ぽっかり1日、時間が空いたので、どこかプラネでも見に行こうと思い、多摩六都科学館プラネタリウムに行ってきました。 

サイエンスエッグ

 西東京市にあるということで、さっぱり土地勘がなく、スマホの乗換案内に従って、西武新宿線に乗りました。西武線は四半世紀ぶりでした。

 GW中ということで、子どもたちで混雑しているだろうと思い予約しようとしましたが、なんと先着順。無駄足覚悟でしたが、満員まであと50人くらいというところで、入場できました。

大人向けのプログラムもあるようでしたが、GW中のせいか、この日は上映がなく、通常の番組を見ました。

 ドームは27.5mとのことで、大昔、宮崎で見たプラネと同じくらいの大きさに感じました。生解説でしたが、内容はほんとに子供に配慮したものでした。古典的な星座絵が出てくると、子どもから「怖い」との声が上がり驚きましたが、クレヨンで書いたような幼児絵風の星座絵が準備してあり、二度びっくりでした。

 投影機は五藤光学のもので、星像は締まっていていい感じでした。大きく傾斜した観覧席でしたが、個人的には平面の方がいいかなと思いました。

 地平線の設定がしてないのか、わざと緯度を低く設定したのかわかりませんが、南十字星が全部見えて、とも座の下、ほ座から東のケンタウルスあたりを眺めて楽しみました。

 私は、全くプラネマニアではないですが、ここは都心から少し距離があり、めったに来られないので、いい機会でした。 

折角なので、オリジナルの星座神話マンガを買いました。

パンフ?など

 以下、個人的な備忘録的メモです。

 

1 人口密度

多摩六都とは、小平市東村山市清瀬市東久留米市、旧:田無市、旧:保谷市の六市のことらしいです。後ろ二つは合併して、今は西東京市

土地勘が全くありませんが、多摩地方北部、埼玉と接する地域のようです。

六都全体で、人口75万人、面積76.5平方キロメートルなので、人口密度は1万人弱でしょうか。私の住んでいる地方都市は、人口59万人、面積548平方キロメートルなので人口密度は千人強。人口密度が10倍近く、最寄駅からプラネまで歩いてみると結構郊外かなあと感じましたが、やっぱり都心が近い私鉄沿線なんですね。

 

2 旧:保谷市

読み方は「ほうやし」なんですね。天文ファンにおなじみ?のレンズ、クリスタルのHOYAは、「ほや」ではなく「ほーや」みたいです。もしかして常識かもしれませんが、初めて知りました。

 

3 田無神社

西武新宿線で、目的駅の一つ手前が田無駅でした。同行した家族が、「もしかして田無神社の田無?」というので、よくわからんが、とりあえず降りてみました。スマホで調べると、田無神社は駅から徒歩圏内とわかり、よくわからないまま家族についていきました。なんでも、厄除けのメッカ?らしくて、参拝者多数で驚きました。あまり信心深くない私は、一応参拝しましたが、周りの人の真剣な参拝態度に圧倒されました。なかなか来る機会もないだろうということで、お守りも買いました。

プラネにイヤイヤ?付き合ってくれた家族も、一遍来てみたかった所とのことでラッキーでした。

アイピースの入れ替え

昨年秋から色々忙しくなってしまいましたが、長年使ってきたアイピースを売りに出し、新しいアイピースを手に入れました。

新しいと言っても、ほとんどは販売店やオークションでの中古での入手です。

新たなアイピース

ゴムパッキン付きのコンテナボックスの中に2インチとアメリカンサイズの穴を開けた木の板を入れて、急造のアイピースケースを作りました。

1段目 左から XL40 XW30 XW16.5

2段目 右から XW10 Radian8 Morpheus6.5

3段目 右から XL5.2 TOE4 XW3.5

左に2インチ天頂ミラー(GS)

 

20年ぶりくらいのアイピースのラインナップ変更でした。

私は、基本的には写真派ですが、時々無性に眼視をしたくなる時があり、まさに今がそれなので、いいタイミングだと思いました。

 

以下、自分の頭の整理のための備忘録的なメモです。(長文で内容はありません。)

 

<従来のラインナップ・その1>

これは、単純にペンタックスのXL40mm、28mm、21mm、14mm、10.5mm、7mm、5.2mm の7本です。

もう四半世紀も前かと思いますが、当時、後継のXWアイピースが発表されて、新品が安くなっていたので、XLの28mmと7mmをまず入手しました。

この頃は、後述のTVのPLアイピースが主力で、6インチの屈折でかっちりとした星像が大のお気に入りでしたが、XLで惑星を見てみたら、あまりに綺麗に色が感じられて、一気に揃えようという気になり、中古で次々に購入しました。透明感があって、鮮やかに見えるので、たちまちお気に入りのアイピースになりました。

特に、28mm、10.5mm、5.2mmはシャープさと色づきが両立していると思えて、惑星だけでなく、二重星に星雲に使い倒しました。

一方で、7mmは色はいいんだけど、シャープさが足りなくて、PL8mmと比べて甘い像が、特に気になっていました。

これに加え、21mm、14mmは使用頻度が低いこと、更には主力の10.5mmに小さなカビが発生しているのに最近、気がついたことから、入れ替えることにしました。

それで、この1年ほど、いろいろ考えたり、調べたり、星仲間のTSのTPL、TMB、ライカのズームアイピースなどをのぞかせてもらったり、イーソスのコピーアイピースを入手したりして、検討してきました。

結局、私は超広角は求めていないことに気が付き、その上で、一定レベル以上のアイピースの優劣はつけがたいが、お気に入り度は簡単につけられるとの結論に達し、1周回って、元に戻ってペンタックスのXWをメインにすることにしました。

ただ、XW7mmだけはXL7mmのこと(個体差かもしれませんが)もあり、不安が残ったので、ライバル機種?のモーフィアス(6.5mm)にしようと思いました。新品は円安ですっかり高くなっていましたが、運よくオークションで手頃な価格の美品が手に入りました。

 

続いて、XLでは揃えなかった30mm、XW30mmの手頃な中古を販売店で見つけ入手、さらに、どうせ高騰するから落とせないと思ったXW16.5mmがオークションでピッタリ予算額で落札でき、XL28mm、21mm、14mmのグレードアップ更新ができました。

昨年秋に、この30mmと16.5mmのファーストライトとして、自宅の30cmSCTで土星を見ましたが、「透明感のある色彩が感じられて、それでいて十分シャープ」という私の求める像質で、「これだよ、これ」という気になりました。心のどこかでXLでいいのではないかと思っていましたが、確実に相当に進歩しています。(当たり前ですが。)

これで勢いが付き、カビたXL10.5の代替としてXW10mmをオークションで、追加ラインナップとしてのXW3.5mmは新品で手に入れました。

あとは、XW40mmとXW5mmですが、これはオークションで競り負けました。(なので、写真のとおり、現状はXLのままです。)5mmはもう新品でもいいかなと思い始めていますが、この夏に向け梅雨明けまでは粘ってみます。

あとは、大物XW23mmですが、これは私の場合、これまでの経験上、使用頻度が低いのと高い(し、中古も出ない)ので見送ります。

 

<従来のラインナップ・その2>

その2は、テレビューのPL40mm、PL32mm、PL15mm、PL8mmです。これを工具を入れる道具箱をアイピースケースにしてずっと使っています。(写真を撮り忘れましたが、アメリカンサイズを6本収納できます。)

こちらは、基本このままで不満を補う形での追加としました。

このラインアップは、主にアポ屈折用ですが、4mmがないことと、PL8mmのアイレリーフが短いのが不満でした。

4mmがない対策として、これまでPL15mm、PL8mmにバーローを入れて色々見比べてみましたが、どうもしっくりこないことから、試しにTOEを買ってみました。

あと8mmのアイレリーフ問題はラジアン8mmを手に入れましたので、PLと同じテイストかゆっくり見比べてみたいと思います。

矛盾しているのは、TOEもアイレリーフが短いのですが、実際使い込んでみて考えます。もし気に入らなければラジアンの4mmあたりも検討対象ですが、その前にラジアンの像質が気に入るかの問題もあります。

いずれにせよ、まだ好シーイングで見比べていませんので、この夏、じっくり試して、これで良いか判断したいと思っています。

あとは、自分に言い聞かせる意味で書きますが、ビンテージ?もの(TMB、ツアイス、ライカズーム、クラベ等)には決して手を出さないことにしています。

この夏は、アイピースの見比べ、眼視、撮影とすることが多くてうれしい悲鳴です。

今更ながら、ASIAir

仕事のこと、プライベート、まあ色々と変化がありまして、半年以上、ブログを放置していました。

この半年、撮影には行ってはいたのですが、ブログどころか、画像処理も一切していませんでした。(その割には小物の機材購入は結構しているのですが。)

ようやく落ち着いてきたので、再開します。

 

今更ながら、ASIAirを導入しました。年末のブラックフライディで買いました。こういう新たなものに対しては、周回遅れで導入して、初期混乱や金銭的ロスを避ける主義ですので、今になりました。

先々週の週末に、黄砂気味の空、途中から月も出る空のもと、観測所にテストに行ってきました。

30cm反射全景

(以下は、自分用の記録メモです。)

 

まず、モータドライブを星仲間に作っていただいたONSTEPのものに交換して、ASIAirとモータードライブ、メインカメラ、ガイドカメラ、USBメモリ、メインカメラ経由でEAF、とつないで色々試しました。(カラーなのでEFWは使いません。)

モーター

結論から言うと、何も問題はありませんでした。自動導入(プレートソルブ)、オートガイド、オートフォーカス、ファイル保存、すべてスムーズでした。

カメラ・EAF

先達の方々のブログやSNSを見ていたので、あまり驚きはありませんでしたが、半信半疑で試したオートフォーカスが、これまでのバーティノフマスクより優れているように感じ、そこは感動しました。(今回は光害防止フィルターでしたので、濃いフィルターの時にどうなるかはまた試します。)

 

途中からiPadで操作しながら、コタツで朦朧としていたので、子午線反転が実行されているところを見ていませんので、確実ではありませんが、気が付いたら反転して、撮影は続いていたので、多分大丈夫でしょう。

 

あとは、温度変化が設定値を上回った時のオートフォーカスの自動やり直しも試していません。これは実戦の時に設定して試してみます。

 

外見は、メインカメラ(冷却)、ASIAir、ヒーター(ガイド鏡とファインダー)と、3本の電源コードが鏡筒からぶら下がっていて恰好がよくありませんが、ヒーターが昔ながらのニクロム線なのと、冷却CMOSもあるので、電流をそれなりに食うと思われるので、ASIAirに集約しませんでした。

それぞれコードの長さに余裕を持たせましたので、南中前の天体から南中後の天体へホームポジション経由で、480倍で自動導入しても大丈夫でした。せっかく交流電源があるので、何もなければこのままいく予定です。

 

メインカメラとEAFをつなぐUSB線があまりに長すぎるので、これは短いものに変えたいと思います。

 

ASIAirで操作できないミラーレスカメラを使うときは、ファインダーの代わりに「ミニスコープ+小さなチップのCMOS」をメインカメラとして、プレートソルブをさせる予定です。(シャッターは今まで通りインターバルタイマーを使います。その時は、コタツから3mほど移動して、カメラのモニターを見に行かないといけませんが‥‥。)

 

これで、ほぼ整いましたので、撮影や電子観望を、休憩室からiPadで操作して、楽して楽しみたいと思います。実は少しだけ銀河の電子観望もしてみました。またその感想などは別途。

 

それにしても、平凡な日常がこんなに心地よいとは。