いやー、時間がなくてブログも滞っています。
年末、ようやくE-ZEUSⅡのテスト(観望)をしました。
以下、自分用の記録です。
とりあえず、15.5センチ屈折を載せて、SUPERSTARⅤで運用してみた。
まずベテルギウスを手動で入れて、同期、リゲルへ。
シーイングがひどいが、いつもどおり伴星が見える。
次にM42というか、トラペジウムへ。
100倍強で、E星も、F星も確認できる。
E-ZEUSⅡが、なんか当たり前に動いて逆に感動がない。
とりあえず適当に星雲星団を巡ることにした。
平成29年12月24日 <観望メモ>
NGC1662(散開) オリオン座
ぱらぱらと中くらいの明るさの星がある。まあまあ。
M41(散開) おおいぬ座
大きくバラけている。光害で迫力ない。
Collinder121(散開) おおいぬ座
最初、さっぱりわからないが、見つめているとハンガー型に星が並び、
微光星が見えたり消えたりして案外美しい。星が15個くらいの星団。
NGC2345(散開) おおいぬ座
これはミニぺルセだ。暗いが明るさのそろった星がパラパラ。
NGC2354(散開) おおいぬ座
中心にミニケフェウスがあって、近くにも3~5個の星の集まりがある。
全体で2354なんだろうな。
ここで寒くなったなあと思ったら、雲が来襲。あっという間に曇る。終了だ。
結局、E-ZEUSⅡ+SUPERSTARⅤは順調に動いた。
基準星から近場ばかりを見たせいか、XL10.5(約100倍)くらいなら軽く入る。
ただ、深夜の住宅街ではモーター音は意外に気になるなあ。
少し、導入速度を下げたほうがいいかも。
せっかくなので、ステラナビゲータ9でもテストしてみた。
ASCOM環境はPHDで整っていたので、簡単につながった。
SUPERSTARⅤは、私が見る限り二重星データが見当たらなかったが、
ステラナビゲータ9はWDSカタログのデータを元に表示されるので、
いちいち座標を打ち込まなくていいのはありがたい。
いつもの二重星観望セット(下の写真)を元に、見たい星さえ決めれば、
ステラバビゲータ9で簡単に導入できるので、効率が上がりそうだ。
左のカタログのうち500個は見ているんだけど、最近まったく数が伸びない。
また時間を作って見ないといけないなあ。
最後に、彗星とかを想定し、西の地平線付近の天体を導入するテストとして、
大きく赤道儀を動かしてみることにした。
が、なんと高度20度くらいで赤経モーターが「脱調」した。
突然、変な音がして何事かとびっくりした。
モーター取り付けがきつすぎたのかと思い、少し緩めに調整してみたが、
あまり変わらない。もともと緩めに取り付けてあった。
モーターをはずして、手でウォームギアを回そうとしたが、これが固い。
暖かい11月は、そんなに固くなかったのに、寒いせいかなあ?
導入速度を落とすと、トルクが出るせいか脱調はしなくなった。
モーター音が気になるので、少し導入スピードを落とそうとは思っていたが、
これは気分が悪いなあ!
NJP赤道儀ももうすぐ25歳、さすがにオーバーホールが必要ということか。
次の梅雨期に高橋に出すかな。