仕事が忙しくて趣味の世界は遅々として進みません。
NJP赤道儀で先日発生した問題(=高速で回転させるとE-ZEUSⅡのモーター
が脱調することがある)を解決するため、ウォームギアの与圧調整ナットを
緩めてみた。
結構メジャーな問題らしく、E-ZEUSⅡの説明書には、この症状が出た場合の
作業手順の簡単な記述があった。
それに沿ってまずは簡易レンチを作ってみた。
と言っても、3ミリ厚のアルミ板を2枚重ねて、ねじで2箇所とめて
カニ目部分はM4ねじをねじ込んだだけ。
裏側
早速、調整だ。
まずモーターをはずした。
ナットを緩めて、自作レンチでじわりと緩めた。
簡単に言うと、緩めると回転はスムーズになるが、遊びが大きくなる。
逆に、締めると回転は重くなるが、遊びは少なくなる。
当たり前か。
高速回転なし前提、バックラッシュ最小が最優先みたいな感じ、
すなわち後者のテイストで調整してあるようだ。
逆に最近の赤道儀はユルユルなのが多い気がする。
なので、バックラッシュが大きくて、ソフトで補正するのかなあ。
で、早速、テスト。
結果から言うと、よくなりました。
調子に乗って速度をどんどん早くしてみたら、さすがに脱調する。
でも実用的なスピードでは快調。解決です。
話は変わるが、ちょっと意外だったのは、音が気になる点。
昼間はまったく気にならないが、深夜はそれなりに気になるので
せいぜい200倍速くらいでじわじわ動かして運用しています。
ところで、自宅外で使っているロスマンディZは、結構回転がスムーズなので、
自動導入に向いているかも、と思った。
暇があれば、モーターを替えて自動導入化を検討してみよう。
さて、時間が取れるかだ。