鹿児島の星空3

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裏庭観測所改修(屋根)

GWを利用して、裏庭の犬小屋風観測所の屋根を改修した。

見た目重視でほぼフラットにしていた屋根に少しこう配をつけた。
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うーん、ペンキを適当に同じようなのを買ってきて塗ったが、ぜんぜん違う。
見ればわかるが、三角定規型の部分を新設。
サイドの雨よけ(正式な呼び名を忘れた)や雨どいなど、まだ完成していないが、
一応、雨は防げるところまで来た。

下の画像がこれまでの屋根。
イメージ 2
これでよかったんだけど、長雨や台風の際にどこかから雨が沁みてきたらしく、
正月に2Fのベランダから眺めるとスレートの内側に水滴が付いているのを発見。

少しくらいいいやと、思っていたら、最近、3日雨が続くと、観測所の天井に雨の
シミが浮き出てきて、少し水滴が染み出すようになってきた。

まさか水が溜まったのではと焦って、スレート1枚と防水紙をはがしてみたら、
水は溜まっていなかったが、結構大きなシミができていた。
防水紙の一部にはわずかに水滴が付いていた。針葉樹合板は湿ってはいなかった。

残りのスレートをよく観察すると、桜島の火山灰が途中に積もって、
水が流れないようにせき止めていた。
こう配がわずかしかないので、灰は流れないんだ。
そういえば、確かに昨年秋、久しぶりにまともな?降灰があったな。

想像するに、長雨の時に灰でせき止められた水が、スレートの隙間から
徐々に下に染み出していたんだろう。
接着剤兼用のコーキングを塗ってあったが、結果的に一番高くして大丈夫と思って
余り塗っていないところが一番シミが酷かった。

まあ、もともと仕事が忙しくなり、屋根部分は「やっつけ」で作ったので、
ちょうどいいと、作り直した。

内部も天井が高くなって広くなったような気がする。(下の画像)
イメージ 3

天井が高くなると屋根の熱も少し伝わりにくくなるので、夏場の換気扇の効きも
さらに良くなるだろう。

床が木くずで結構汚れたので、掃除機を丁寧にかけた。
また、真新しい木の匂いがする観測所になった。

来週末、あと1日、作業をすればすべて完了するだろう。
やはりまとまった休みはいいもんだ。