鹿児島の星空3

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ロスマンディZ赤道儀のメンテ(2)

鹿児島は大雪、何年振りだろう。裏庭観測所の屋根に20センチは積もっている。

今日は、予定通りロスマンディZ赤道儀のメンテ。
まずは「赤緯軸」の洗浄・グリスアップとクラッチのスプリングワッシャ交換だ。

各種HPを見ると、「完全バラバラ分解派」と「赤経赤緯軸のクラッチ部のみ
分解派」がいらっしゃるが、専門知識もないので、リスクの少ない後者を選択。

1 クラッチ部分から順に分解、赤緯軸を抜いて、赤緯体を極軸体から外したところ。
 私のZは古いせいか、エンコーダをつけているせいか、HPで見るG11とは少し
 部品構成が違うようだ。(スラストベアリングが2枚入っている。)
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2 後日のために、順を追って、くどいメモ入りを作る。
 (その1)まずクラッチのところ。
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3 (その2)次にエンコーダー用のギア部分
 エンコーダを外す必要はなかったようだ。
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4 (その3)赤緯軸を抜いたところ。
 ここまできたら洗浄だ。犬のねぐら(シーツ)用にとっておいた古いTシャツを
ハンドタオル大に切り刻んでウエスとする。パーツクリーナーなんてはじめて使ったが、すごい
脱脂力だ。ニードルベアリングも手を突っ込んできれいにした。
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5 薄いテフロンシート?あり
 シリコンスプレーを軽く吹きかける。が、滑りすぎたので、大部分をふき取る。
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5 BW側から赤緯軸受け内部を覗く。(上下にニードルベアリング)
 外国の方のHPに指でグリースを塗ったと書いてあったので、それに倣う。
 塗りすぎは良くないと思い、控えめにしたが、それでも滑らか過ぎるほど。
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6 スプリングワッシャは錆びていた。交換!
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あとは順番通り戻すだけ。
赤経軸のメンテへと続く。