鹿児島の星空3

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25㎝反射鏡筒に金ぴかシート

GS200CCに登山用のサバイバルシート(保温シート)を貼った(※1)ら、火星撮影の際に筒内気流の影響がかなり緩和されたこと(※2)に味を占めて、年末を利用して25㎝反射にも同じ金ぴかシートを貼りました。

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25㎝反射鏡筒

自分ではHST(ハッブル宇宙望遠鏡)に似ていて、洒落で太陽光パネルをつけようかと思うほど気に入ったのですが、家族からは成金望遠鏡、金閣寺望遠鏡と酷評されました。

早速、自宅観測所の赤道儀(160P)に載せました。

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160Pに載せる。

観測所の天井につきそうでギリギリですが、観測所のサイズをこの鏡筒に合わせたので当たり前です。

それにしてもこの鏡筒は重く、6.5㎏の純正ウエイト4個に+5㎏のバーベル錘でやっとバランスが取れます。

換気ファン、主鏡のペルチェ素子冷却のセットにプラスして金ぴかシートでいかほどの効果が出るか楽しみです。

来年の前半はこの鏡筒と付き合いたいと思います。

 

※1

losz2019.hatenablog.com

 

※2

・一旦、温度順応した後、鏡筒が冷えすぎて(筒内気流が発生し)また悪くなることを防げたのではない

  かと推測しています。

・ GS200CCは開放鏡筒で、かつ短いので換気ファンは無しです。

・ 10月の火星撮影の際に1時間ほどの温度順応後、明らかにシーイングが安定した状態が続きました。

・ もちろん、日によって(大気の)シーイングの良し悪しはありましたが、シートを貼る前よりはうんと

  安定しているように思えました。筒内気流の緩和に「金ぴかシートは効果あり」に1票です。

                 -----個人の感想です。-----  ←テロップです。