鹿児島の星空3

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エンコーダ故障

(その3)
NJP赤道儀のエンコーダーが故障。

鏡筒を反射に載せ換えて、観測室屋根との干渉をチェックしようと
赤緯軸を動かしていたら、何かがパチンと飛んだ。
慌てて調べてみると、エンコーダーの取り付け金具の小ビスが1本飛んでいた。
青くなって、とりあえずエンコーダーを取り外してみた。
どうも回転部分が固着して動かなくなったようだ。
分解しようとしたが、全く動かず。

イメージ 1

仕方がないので、潤滑油を浴びせかけて、しばらくして開けてみた。
ベアリングなどはなく、単なる嵌め合いで、グリースの固着か。
イメージ 2

グリースを塗り直してみたが、いまひとつ滑らかさが足りない。
よくよく見ると、エンコーダーの読み取りの部品が傾いて円板とすれている。
最近、変な表示をすることがあったのはこれだったか。
丁寧に戻し、組立てて取り付けてみた。

アストロスケールの電源を入れてみたら、ちゃんと表示して一安心。
と思ったら、すぐダメになった。回転しても表示しない。

さすがに寿命だな。もう修理もできないだろうし、できても高そうだ。
アストロスケールって昭和時代の機材だったと思うが、それを6、7年前だったか、
千葉の方から中古でお安く譲っていただいたものだ。よく持ったものだ。

さて、時代遅れの私もとうとう自動導入化か。どうしようかなあ。
後付けの自動導入は、ほんのいくつかしか選択肢がないようだが、よく調べよう。
うーん、うれしい悩みだ。
ただ、忙しい時に慌てて決めてもろくなことはないので、ゆっくり考えよう。