吸気排気ファンだけでは反射鏡の温度がうまく下がらない。
特に、気温がどんどん下がる時は外気の低下に全く追いつかない。
そこで、Amazonで売っているペルチェ素子の冷却ユニットを
主鏡の裏側に取り付けて冷やすことにした。
もともとはパソコン用品らしいが、目的外使用だ。
極端に安いので、気楽なものだ。
冷却側に小さなファンが、放熱側に大きなファンがついている。
分解してみると、ペルチェ素子と冷却板?の間のグリースが不均一で
気になったので、別途グリースを買って自分で塗った。(写真左)
試しに通電してみると意外と冷える。
これは期待できるかも。早速取り付けた。
と言っても、スチロールで外壁を作り密閉して取り付けただけ。
もともとついていたファンは側面の排気用窓に取り付けた。(写真左上)
早速、試運転。
5分ほど動かしていると、主鏡裏の温度がどんどん下がる。
主鏡裏に貼ってある温度計の計測部は、断熱シートで覆ってあるので、
多分ちゃんと鏡が冷えているはず。
これは調子いいぞと、ほくそ笑んだ瞬間、電源(電流)がオーバーフローして
安全装置が働き、遮断されて冷却ストップ。
よく見ると12V6A電源が必要と記載がある。
手持ちの5Aの電源装置では容量不足のようだ。がっかり。
仕方がないので、30Aのバッタもん電源を発注した。
明日は火星接近なのに何してるんだろう。
でも、台風停滞で2,3日は天気が悪そうだ。
いろいろ遅々として進まないが、公私ともに
まあいろいろ忙しいので、仕方がないか。
続きは次の週末だ。
そのころまでには電源が届くだろう。