今年6月で「20歳」になるロスマンディZ赤道儀のメンテをすることにした。
不具合は以下の通り。
→ グリスの硬化か?
→ スプリングワッシャの効きが悪くなった?
3 RAのモータードライブが時々ピョコタン現象(古い表現だなあ!)を起こす。
→ オートガイドで平均±1.5秒で順調にガイドしているのに、突然5秒を超える
ような大暴れをしてオートガイダーを困らせることが頻発している。
4 モーターとパネルをつなぐスパイラルコードの爪が割れて固定できない。
→ とりあえずテープで止めていて見苦しい。
対応策(予定)は以下の通り。
1,2は、分解して、洗浄、グリスアップ。スプリングワッシャは交換。
3は、HPで検索したら、ウォームギア軸とモーターの出力軸をつなぐ「カップリング」の劣化が
原因と思われる。
偏心をキャンセルするような「モーターカップリング」のようだが、作りが金属の間に樹脂が入
れてあり、この辺りが劣化するようで、国内外の改造例がいくつか出てくる。
これを廃して直結するための丸ごと交換パーツも出されているが、高いので
今回は「モーターカップリング」を交換して済ますことにした。
(10年くらいは持つだろう。)
あと、不具合は出ていないが、モーターの内部ギアの精度もピリオディックに影響しそう
なので、赤経だけモーターを交換することにした。
4は、カシめる工具を買って自分でもコネクタ交換できそうだが、めんどくさいのと
コードがかなり劣化していたので、交換することにした。
早速、注文、モーターとスパイラルコード1本は在庫がなく2カ月待ち。
円安もあり割高感はあるが、高額なものでもないし、めんどくさいので
国内販売店から買った。あっという間に届いた。
あと近所のホームセンターでクリーナーとグリスなどを買ってきた。
暇を見つけて少しずつ作業をしよう。
まず今週は1,2の洗浄、グリスアップ。スプリングワッシャ交換だ。
(続く)