30cmSCTの筒内気流対策などが完了しないうちに梅雨が明けてしまいました。
あと2週間は梅雨だろうと思って、のんびり別のことをしていました。
でも晴れたら一刻も早く撮りたくなって、フードは仮組のまま撮影しました。
早起きして、ファーストライト(ファースト撮影?)は土星にしました。
結論から言うと、梅雨明け直後なのにシーイングは今ひとつでした。地上付近はほぼ無風で、高いところもそんなに風速は早くなかったんですが。
しかし、30cmSCTの光量・性能には満足です。
<撮影データ>
日 時 2022-07-01 03:49.5 JST
望遠鏡 Meade30cmSCT +2.5Xbarlow
合成F25
カメラ ASI290MC
IR_blockingfilter + ADC
露出等 15ms Gain300
1m×70% Stack×12
Seeing 2/5 気温24.5℃
撮影地 自宅
<撮影メモ>
・いろいろ粗が目立ちますが、今から詰めていきます。
・口径が大きくなって当たり前ですが、光量が全く違います。露出時間が短くなり、はかどり過ぎます。時間ではなく、フレーム数で管理しないといけません。
・ルーフを開けてすぐ撮影しました。焦点内外像を見ると、変な乱れはなくて、筒内気流は感じませんでした。ただ、条件のいい季節ですので対策が効いているのかどうかはまだ判断できません。30cmがすぐ使えたという意味では、効き目アリかもしれません。
・昨年、ルーフに屋根裏(小屋裏)を設けたので、観測室内もそんなに気温が上がっていませんでした。風通しもよくしていますので、最高で31.6℃、外気より低いくらいです。
・この後、木星も撮りました。画像処理はまだです。
・台風が近づいていますが、その後の当たりのシーイングにも期待しています。