春に買っていたカサイの0.8×レデューサーのテストがやっとできました。
レデューサーを入れてもF9.6、焦点距離1,949mmもあるので、惑星状星雲撮影用です。
おうし座の惑星状星雲NGC1514でテスト撮影しました。
<データ>
ZWO ASI294MC Pro(NB1filter)
Gain=390
Exposure=600秒×7枚
Temperature=-4.9度
ダークあり
JP赤道儀(Al.Thiba2)
6㎝ガイド鏡(fl:480mm)
自宅
<メモ>
・左下が星がほとんど写っていないが、これは合格です。使います。焦点距離が長いので少しぽっちゃりしていますが、右上の最周辺でもまん丸に見えます。
・販売店のHPか何かで相性がいいとの情報がありましたが、その通りでした。
・F9.6は微妙なF値ですが、惑星状は明るいのが多いので大丈夫でしょう。
・赤道儀はオーバーホールから上がってきたばかりのJPに三重の水谷様が頒布されているAl.Thiba2で自動導入化したもの。写真の通りベルトドライブです。
・モーターのパワーがあるせいか300倍速は安全運転という感じで安定感抜群です。
・写真の通りメインカメラ、ガイドカメラ、ガイド鏡ヒーターと配線が多すぎてブンブン回す気になりません。(一部無線化しても結局、電源とかヒーターとかあるので同じですよね。)
・PCに疎いので、ASCOM接続がうまくいかずLX200コマンドで接続しています。特に不便はありません。星図ソフトとPHD2を古いPCで、撮像は普段使いのPCという2台体制です。
・ガイドが安定しているので、特に冬場は撮像PCを母屋に引き込んで畳部屋で星像を確認することにします。
・焦点距離が長かったので、オフアクシスガイドを考えないといけないかと思っていたが、親子亀方式で大丈夫そうだ。とりあえず10分露出で7カット撮って、全コマOKだった。
・主鏡の焦点距離が長いので、ガイド鏡もレデューサーなしの480mmで試した。
・F9.6なので、今後は15分露出を考えてみよう。
・フィルターがあれば自宅でも撮れそうなことが分かったので、時間を見つけて撮るぞ。