今夜は皆既月食ですが、皆既月食はこれまでさんざん撮っているので、今回は7×50双眼鏡で眺めただけで満足しました。
愛用している15.5cm屈折は古い望遠鏡なので、写真マウントはペンタ67が基準です。
これまで、ソニーα7Sで撮るときは、「ペンタ67→EOSマウントAD」に「EOS→SonyEマウントAD」を2段重ねして使っていましたが、せっかくなので、焦点工房のペンタ67→SonyEマウントADを買ってみました。
こんなADに需要があるのか不思議ですが、なくなる前に買うことにしました。ちょっと値段が高い気もしましたが、需要を考えるとそんなものかなとも思いました。
ソニーα7Sは高感度が使えるので、今後はレデューサーを使わずフラットナーを使い、直焦点で撮影しようと考えています。フラットナーは4インチもある大型なので、ケラレの面でも有利かなと考えました。
早速セットしてみました。
先週の土曜の夜、月は大きかったのですが、観測所に出かけテストしてみました。
M42を撮り、レベル補正で大きく切り詰めて初めて四隅がわずかにけられるくらいでしたので、十分満足いくものでした。(極限まで画像を強調した時だけですので、ほぼ問題になることはなさそうです。)
ちなみに2段重ねADも思ったより善戦していましたが、四隅のケラレがわずかに大きく、焦点工房を買ってよかったと思いました。
補正レンズの径が大きと言うのはいいことです。
レデューサーにもセットしてみましたが、フラットナーの結果にすっかり満足して、休憩室で仮眠をしていたら寝過ごしてしまいました。
また、次の機会に試してみます。
レデューサーの仕様は、35mm版フルサイズ対応ですが、2段重ねADでは、SonyEマウントのケラレもあって、思ったよりけられていました。
それを考えると、あまり期待できませんが、年内、観測所に出かけられれば撮影の合間に試してみます。
と、言っているうちに皆既が終わってしまいました。