GWは予想以上に天気が悪く、出動は5月2日の夜だけになりそうです。
早速、画像処理しようと思ってHDを見ているとお正月の未処理分がまだ何枚かあることに気が付きました。
特にSh2-308は難物なので後回しにしていたのですが、まあ試しにテストしてみようと適当に画像処理しました。
適当にやってもなかなか星雲が出てこないので苦労しましたが、改めて一から丁寧に処理する気力もないので、テスト版をアップします。一応、年末年始撮影分第13弾です。
完全な季節外れになりました。
まあ梅雨も近いので、ゆっくり画像処理もできるでしょう。
<データ>
2022.01.02 23時42分~
SONY α7S天体改造(NB1フィルター)
Exposure=30秒×100枚(50分)
ダークあり
15.5CmF7屈折 直焦(レデューサーF5.2)
NJP赤道儀(EZEUS2)
6㎝ガイド鏡(レデューサー fl:240mm)
牧園共同天体観測所(霧島市)
<撮影メモ>
・淡いので一応100枚撮りましたが、きつい画像処理が必要なのでまだまだ露出時間が足りないようです。画像処理で周辺がボロボロになったので、かなりトリミングしました。
・この天体はC-MOSの方が合っているかもしれません。来年試してみます。
・O3の後ろに赤い星雲がいるように見えますが、コントラストが付いていないので気のせいくらいの写りです。
・バックの星が多くてごちゃごちゃしていたので、スターシャープを掛けて見やすくしたつもりです。
・ところで、この星雲の愛称はミルクポットではなく、最近はイルカの頭(The Dolphin-Head Nebula)と言われることが多いようですが、ずいぶん太めのイルカです。だいたい、イルカの頭ってどこまでなんだ。
・でも、ミルクポットも日常使っていないのでピンときません。ビールのピッチャーみたいな形をした白い陶器製のポットのことかなと思う程度ですから、どっちもどっちかな。
・話は変わりますが、相方によると4月29日の夜半から急速に晴れてさそり座、いて座の星雲がたくさん撮れたそうです。私はGPVを見て完全に油断していました。しまった―。