文化の日の晴れに期待して無理して出かけましたが、PM2.5のせいか低空はもやのようににじみ、地上光を反映した光害がいつもよりひどく感じました。
上空も見えてはいるが、さえない感じの上、時々薄雲が行ったり来たりで、とても写真を撮る感じではなかったんですが、15センチ屈折も久しぶりなので、我慢できずに撮影しました。
まあ、結果は予想通り淡いところが出ませんでした。
それでも5カット撮れたので満足です。
そのうちの一つ、NGC1788は魔女の横顔の上(北)にある星雲です。
<データ>
2021.11.03 3時26分~
ZWO ASI294MC Pro(LPR-Nフィルター)
Gain=390
Exposure=5分×12枚(60分)
Temperature=-4.9度
ダークあり
15.5CmF7屈折 直焦(レデューサーF5.2)
NJP赤道儀(EZEUS2)
6㎝ガイド鏡(レデューサー fl:240mm)
共同観測所(霧島市)
<メモ>
・長時間露出で周りの淡いところまで写し出したいところですが、この空では無理と思い、1時間露出にしました。
・Hαだけでは無い星雲なので、いつものNB1フィルターではなく、昔の光害カットフィルターを使いました。
・この夜は導入もガイドも極めて順調で、インターバル10分くらいで次々撮影でき、露出中は相方の観望をのぞかせてもらったり、紅茶を飲んで休んだり、優雅な星見でした。
・いずれにしても、いい試写になりました。また透明度の良い日に長時間露出をしたいと思います。