鹿児島の星空3

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NGC2392(ふたご座の惑星状星雲)

満月すぎでしたが、週末にせっかく晴れたので撮影してみました。

いわゆる「エスキモー星雲」です。初めて撮ってみました。

小さくて明るいので、15秒露出×多枚数のなんちゃってラッキーイメージングをやってみました。

かなりトリミングしています。(エスキモーに見えるよう南を上にしました。)

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エスキモー星雲

元画像では2,000mmでもこんなに小さい。↓

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元画像

<データ>
2021.1.30 23時04分~
ZWO ASI294MC Pro(NB1filter)
Gain=390
Exposure=15秒×196枚(49分)
Temperature=-4.9度
ダークあり
GS200CC+カサイED屈折用0.8×レデューサーⅡ(F9.6)
JP赤道儀(Al.Thiba2)
6㎝ガイド鏡( fl:480mm)

自宅


<メモ>

・15秒×240枚撮影して、ピクセル200%で1枚1枚眺めて星像が歪んだものをオミットして196枚スタックしました。(上位82%スタックです。)

・雑誌でソフトに任さず目視で選別しましょうみたいなことが書いてあったので、手動で選別しましたが、結構というか、とにかく面倒でした。

・カラーで面倒と言っているんですが、3色分解の場合はこの4倍?の作業量ですよね。私はしません。

・露出は最長8秒みたいなことも書いてありましたが、写り具合を見て勝手に15秒としました。

・処理してみると、中心がつぶれ気味なので、8秒が正しかったかもしれません。

・この撮影方法もいいと思いましたが、惑星撮影のシステムでさらにでかく撮ることも考えてみようとも思いました。

・前回からPCを屋内に引き込んでの撮影になりました。室内で、お茶を飲んだり、しまいには入浴したり、タイマーを掛けて仮眠したり、快適というか、怠惰というか。

・月も大きいし、自宅では光害もあるので、眼視などはせず撮影オンリーとなりますが、年齢に応じた星見ということで、自分を納得させています。