鹿児島の星空3

                  天体写真の記録用ブログ

観望記録(8月18/19日)

2か月も前の観望記録を今更ながらアップします。
自分用にメモを残しておく趣旨です。


観望記録 平成29年8月18/19日 霧島市
 
夏から秋の星雲星団巡り(15.5センチ屈折)
・確認できたもの  29天体
・できなかったもの  2天体
 
(23時スタート)
土星を眺めて、ウォーミングアップ。
 
NGC6891(惑星状) いるか座
低倍率では恒星と見分けがつかないので、じっくり眺め、滲んでいると思われるものを高倍率で見て、やっと面積があると分かる。
 
NGC6905(惑星状) いるか座
大きい。形は不規則
 
NGC6934(球状) いるか座
小さな球状。砂粒は見えない。
 
NGC7006(球状) いるか座 ×
わからない。
 
Harvard20(散開) や座 ×
わからない。
 
M71(球状) や座
密集した散開と言ってもよい。
 
NGC6873(散開) や座
明るいバラけた散開
 
NGC6826(惑星状) はくちょう座
まばたき。明るく、拡大すると写真のとおり。
 
Barnard145(暗黒) はくちょう座
写真ほどはっきりしないが、まあわかる。
 
NGC6871(散開) はくちょう座
明るい星の群れ。XL28が一番。Cr413
 
Basel6(散開) はくちょう座
Y字型またはおうしの顔型の散開星団。低倍率でヒアデスにも見える。淡いがよくわかる。Good!
 
Biurakan1(散開) はくちょう座
中くらいの明るさの星の集まりだが、周囲も星が多く目立たない。
 
NGC6874(散開) はくちょう座
Basel6のすぐ近く。少し明るい星からなる直角三角形の中に、微光星でエイ型の星団。Good!
 
Biurakan2(散開) はくちょう座
明るい星の隙間にある足跡型の散開星団
上の3つと同じテイストだ。
 
Ruslund5(散開) はくちょう座
明るい星がおおまかにθ型に散らばっている。XL40で2.4度の視野で見ると一応散開星団に見える。
 
NGC6888(散光) はくちょう座
クレッセント。ノ―フィルターでは全くわからず。O3でも、粘り強く見ていると切れ端がチラッと見える程度。
 
B343(暗黒) はくちょう座
XL28でよくわかる。割合わかりやすい暗黒。XL40だと分かりにくい。
 
Dolidze3(散開) はくちょう座
どこまでが星団か分からない。タツノオトシゴ状のところだけか、そこを含む全体か不明。
 
NGC6895(散開) はくちょう座
ハンガー型の暗い星の集まりがあるが、これか?
 
Dolidze39(散開) はくちょう座
明るい星のまばらな星団。
 
IC4996(散開) はくちょう座
中程度の星の地味な集まり、S字状。
 
NGC6849(散開) はくちょう座
これは超まばらで、星団と言えるか微妙だ。
(東天に細い月が青い。)
 
Dolidze41(散開) はくちょう座
筆記体のV字型のまばらな星団。これはまずまず。
 
Ruprecht173(散開) はくちょう座
大型のヒアデス型の星団。これもまあまあ。
 
Ruprecht175(散開) はくちょう座
暗い星が広い範囲でまばらに集まっている。これか?
 
M15(球状) ペガサス座
毎度おなじみだが、暗い空でも立派な球状。
 
NGC7331(銀河) ペガサス座
銀河としては見やすいが、15cmでは光量不足。中心と外部がそらし目でよくわかる。
 
M52(散開) カシオペア座
XL40で美しい。XL14で拡大しても分離してGood。さすがのM天体。
 
Stock12(散開) カシオペア座
まばらだが、特徴的な星の並び。中に鳥の頭のような曲線があり、これはGood。
 
King12(散開) カシオペア座
ホームベース型のまばらな大きな星団。すぐ近くにHarvard21。XL21でOK。
 
Harvard21(散開) カシオペア座
台形のまばらな星団。低倍率でよくわかる。XL21で丁度。
 
(4:47終了)
 
(東天の金星を見る、半月過ぎ、まぶしい、回折がすごいリング)