これは淡くてチャレンジングな撮影対象です。
銀塩の時代から知っていましたが、当時は全く歯が立ちませんでした。
一昨年の11月に試写的に撮ったらうっすらと写ったので、今回は3時間露出をしてみました。
結果は、やはり一応写ったという感じでした。露出時間がまだまだ足りないのでしょうか、それともデジカメの限界か、画像処理が下手なのか、とりあえずは来シーズンまた増し撮りしてみたいと考えています。
しかし、左端中央と右下にO3の片鱗が写ったので、少しは満足しています。
<データ>
2024.01.13 21時44分~
SONYα7S天体改造(L-Ultimateフィルター)
Exposure=30S×360枚(180分)
QUATTRO 300P 直焦(レデューサー F3.44)
NJP赤道儀(EZEUS2)
6㎝ガイド鏡(レデューサー fl:240mm)
牧園共同観測所(霧島市)
<メモ>
・このカットを撮っているときは風も吹かず撮影は順調で、よしよしという感じでゆっくりしていました。(関係ない話ですが、繁殖期が過ぎたのか、この夜はシカが全く鳴きませんでした。)
・輝星の変なスパイクは、斜鏡スパイダーにテープで仮止めしていた絞りマスクがずれてしまったためのようです。致命的なミスで、後で気が付き青くなりました。今回は諦めます。
・画像処理も迷走した挙句、何とか仕上げた?と言う感じでした。
・20年以上前にウラノメトリア星図(旧版)に載っていた形状(下の写真)に強く惹かれました。
・一昨年はこんな感じにしか撮れませんでした。