7月の連休に、家族の行事で上京の機会があり、3時間ほど空き時間があったので、望遠鏡販売店に行ってみました。(大江戸線に初めて乗ってみました。)
目的は、Sky Watcher AZ-GTi、自動導入経緯台です。
特に自動導入時の音がいかほど響くかの確認をしたかったため、足を運びました。
店内は広く、Sky Watcherの製品が勢ぞろいという感じでした。
40センチのドブにも興味があったのですが、想像以上に大きく、考えが変わりました。
一回りしてから、店員さんにお願いして、AZ-GTiを動かしてもらいました。
結果から言うと、まだ音は大きいと感じました。
静寂な深夜に自宅庭で動かすと、それなりに気が引ける感じです。
自動導入が出始めたころの機材よりは、はるかに静かですが、まだ微妙です。
ちょっと迷いましたが、持ち帰り特価で思っていたよりずいぶん安かったので、買うことにしました。差額でムーンフィルターセットも買いました。
まあ、購入の一番の理由は、AZ-GTiの質感が思ったよりはるかに良かったことです。TSの赤道儀も展示してありましたが、質感の差は縮まっていると実感しました。仕事が忙しいこともあり、ずいぶん長く機材購入は控えている間に時代は変わっているんですね。
それにしても、現物を見るといろいろ買いたくなりますね。田舎に住んでいて販売店がなくてよかったと思いました。
自宅に帰ってから、C5を載せて早速テストしました。
が、不具合が2点。
まず、そもそも、WIFIがマニュアルと全く違う信号で、アプリと接続できません。家じゅうのPC、家族のスマホとつなごうと試しましたが、ダメ。
販売店に電話して聞いてみると、症状を聞いて、「基板交換」と即答でした。
早速送り返しました。
二つ目は、水平の粗動が異常に重いこと。
自動導入なのでいいかなとも思い、電話では言いませんでしたが、販売店でも気が付いて、粗動してもエンコーダで位置を保持するのが売りなので調整するとの返信が来ました。
すぐに調整、修理して送られてきました。
今度はすぐに接続できました。
水平粗動もやや重めといういい感じになっていました。
ありあわせの写真三脚に載せました。
カラーリングもいい感じではないでしょうか。
晴れるのを待って、少しだけ自宅で動かしてみました。
朝4時前だったので、やはり音は気になります。
北、水平をとるホームポジションさえきちんとすれば、2スターアライメントは容易。アプリも使いやすい。
これなら実用になりそうです。
遠征時に撮影が軌道に乗った時に、のんびり観望に使うつもりです。
それはそうと、C5の星像がいいことを再認識しました。
また使いたくなりました。
片持ちなのでバランスがおかしいんですが、この三脚で、C5くらいだと問題なしと感じました。(それにしてもフードがチープだなあ。)
これから、どんどん使います。